妊婦のイベント参加〜トラブっても大丈夫?
「トラブルってゆーても…どうにかなるでしょ」と思ったそこの君!
妊娠中の大きなトラブルは「子宮頸管が短くなって、流産や早産しかけている」とか、「血圧が上がり過ぎて、母体と赤ちゃんの両方に負担がかかっている」とか、「胎盤が剥がれて、大出血。対処を間違えると母子ともに死亡」とか、色々あるのよ!
むくみ、腰痛、頭痛、便秘、太り過ぎといったマイナートラブルは結構身近な人から聞くと思うけど、大きなトラブルについて皆あまり共有したがらない。会社の同僚に知られて仕事を続けにくくなるとか、親戚に知られて「不健康な妊婦扱い」されるのが怖いとか、友人に至っては「知られて心配されても(専門家でもないし、知識がないから)メリットがない」って事で、言いたくないんだよね。
安静とは
多少無理してイベントに参加した後、安静にしてれば…と一言で言っても、座ってテレビ観てられるっていうレベルじゃない。
大抵の「安静」指導は家事しちゃだめ、自宅での仕事も禁止っていうレベル。妊娠高血圧症で絶対安静と言われたら「生まれるまでカーテンを閉め切った部屋で、テレビ、スマホ、読書など、刺激のあるものすべて禁止で、一日中寝たまま過ごす。面会謝絶。トイレと食事以外起き上がれない」という状態らしいよ。
リスク管理をしっかりと
妊娠中は、いつ、誰が、どんなトラブルに陥るかわからないし、イベント参加中や参加後に大きなトラブルが発生したときに物理的にも、心理的にも対処できるか、きちんとリスクを把握して、リスク管理をしっかりした上で参加して欲しいです。
妊娠してるからどこにも出かけない、何もしないのがいいというわけではないけどね。(特にトラブルが指摘されてないなら、動いた方が妊婦の体力作りにいいし)
でも、不特定多数が集まる場所、普段行き慣れてない場所、病院から遠い場所、衛生面が心配な環境、長時間横になれない環境、清潔なトイレが少ない環境(頻尿になりがちな妊婦にはトイレ超大事!)と、色んなリスクが重なってる場所に行くならそれなりの覚悟と準備をしてからね!ということ。