私的妊婦生活まとめブログ!

妊活~出産までの情報をまとめました

抗体検査とワクチンと

妊娠中、一定の感染症にかかると時期によっては赤ちゃんに重篤なトラブルが発生する。それは下の記事でも取り上げたけど、旅行先で食中毒や蚊に刺されるといったことだけでなく、日ごろの電車通勤でも感染してしまうリスクがあるのが風疹、麻疹、水痘、おたふく、百日咳だ。風疹は産院でほぼ必ず検査するし、病院によっては麻疹もやる。でもたいていは自費で検査しないとわからない。

 

10months.hatenablog.com

自分の抗体状況

 

妊娠初期のうちか、少なくとも中期の頭あたりには一通り抗体検査をしておきたいなと思った。特に、複数の抗体がなかった場合、同居の家族にも抗体検査を依頼したり、ワクチンを接種してもらうにも4週間ほど間隔を開けないといけないし。

なぜ検査をするか

妊婦は生ワクチンを接種できない。なのになぜ検査をするか。それには2つ理由がある。

  1. 抗体のないウィルスを認識して、感染リスクを最小限に抑えるため!そして
  2. 母体に抗体のないウィルスに関して、産後の赤ちゃんが無防備になるから!

感染リスクを最小限に

私は風疹抗体が妊娠前にはあったのに、妊娠初期で下がっちゃって、人混みに行けなくなった。風疹は妊娠初期に感染してしまうと、赤ちゃんの視力や聴力、内臓疾患等さまざまなリスクが発生する。

ちゃんとワクチン受けてても、私みたいに妊娠中に抗体が下がっちゃう人もいるし、ワクチン受けてるか怪しい世代もいるので、できれば検査を受けたほうがいい!「この時期は人混みを避けた方がいいな」とか「近所の保育園で麻疹が流行っているから、子供が集まりそうな場所は避けたほうがいいな」とか、自分の行動が安全かどうか検討できる。

産後の赤ちゃんが無防備に!

赤ちゃんのワクチンスケジュールは、「母親からもらった抗体が残っている間はワクチン接種しない」という大前提で組まれているので、私のように抗体が(ほぼ)ない状態だと、赤ちゃんが無防備になっていること。

私と夫で一緒に検査に行き、私に抗体がないもの、夫に抗体がないものを確認したところ、夫もおたふくと麻疹に抗体なし!

夫はワクチン接種ができるので、とりあえず麻疹を先に打ってもらった。4週間たったらおたふくだ。

検査費用

抗体検査は自費で1抗体あたり2000~3000円なので、麻疹、水痘、おたふく、百日咳は調べたほうがいい。百日咳は幸い不活化ワクチンなので、妊婦でも接種できる。そして月齢が低い赤ちゃんが感染すると、下手すると死ぬ病気なので、是非とも調べておきたい。

抗体がないと言われたら特に流行期(冬~新学期が始まってしばらく)は人混みに行かないほうがいいかも。

 

親と義理の親にも抗体検査を依頼

風疹、麻疹、おたふくは生後1年になるまで予防接種がないようなので、それまでに赤ちゃんと接する可能性が非常に高い(というか、確定している)親たちにも自分の現状を告げて、抗体検査と予防接種を依頼。

私の親や夫の親はみんな、人混みに行ったり、不特定多数の子供との接触があったりと、感染してもおかしくない人たちだったし。

結果、

実母:風疹
義父:おたふくかぜ

の抗体がほぼないと判明したので、ワクチン接種を促すものの、「妊娠する前に検査しておけばよかったのに」と小言を義母に言われる。妊活開始時には抗体あったんだけど、下がっちゃったんです~~!!(泣)

検査と予防接種を説得するのにも、義理の親はかなり大変だった。ワクチンへの知識とか、新生児がり患したときの危険性とか、まったくわかってくれず…。夫から言ってもらっても、直接お願いしても、しばらく平行線で疲れちゃった。

 

私自身の反省点

私は流行期の冬〜春にかけて、風疹抗体がなかったので外出を控えていた。なので、それ以外の抗体がなかったとしても、生活パターンは変わらないと思って検査を後回しに。

でも、親や義理の親の説得などに時間がかかってしまい、ワクチン接種が出産までに間に合わなくなる可能性が浮上してしまった。

なので、あまりのんびりしないほうがいいと思う。私はワクチンの重要性をすごくわかっていたし、みんながみんな同じ考えだろうから、「説得」なんてしなくて済むと思ってたら、義理の父母の説得に骨が折れた…。

 

親兄弟の検査

里帰り出産や親に家に来てもらうことを検討してる場合は、里帰り先の親や兄弟に自分の抗体状況を説明して、必要に応じて検査と予防接種をお願いしよう。

近くに住んでいて、赤ちゃんが予防接種を受ける前に頻繁に接触する可能性がある場合も要検査!